ハンドグリップ法

血管の健康を保つハンドグリップ法

あなたは、血管年齢が気になりますか？私は気になります。

血管年齢を若返らせるには、有酸素運動をしたり、食事に気をつけたり、色々な我慢をしなければいけないと思います。（血管年齢が若く保てている人は、我慢せずとも習慣としてやっていますしね）

私も書いていて耳が痛いのですが、そんな、運動が苦手という人におすすめなのが”ハンドグリップ法（運動）”です。

動脈硬化度や血圧を低下させるハンドグリップ運動

ハンドグリップ法はカナダ人医師が考案した、『運動が苦手な方でも血圧を下げることができる手法』として内科や、運動療法の世界で注目されています。

血管年齢を若返らせる、つまり、動脈硬化度や血圧を低下させるにはウォーキングやジョギングのような有酸素性運動を行うことが効果的ですよね。

しかし、このような運動習慣を持つことはそれほど簡単なことではありません。

また、血圧が高くて困っている人は運動習慣がない人が多いわけですが、運動習慣がない人がいきなり運動を始めると思わぬ怪我をしてしまったり、そもそも関節が痛くて運動そのものができなかったりします。

そこで有効になってくるのがハンドグリップ法です。

やり方は、最大随意収縮力の30％の強度でハンドタオルなどを握りしめる。これだけです。

握力計などがある人は握力計で自分の握力÷３程度の力でタオルを握る。ない方は半分ぐらい力を抜くイメージでタオルを握りしめてください。

その後、以下の図に合わせてタオルを握る、力を抜く、を繰り返します。

これで、終了です。

この運動11分で、毎日20分間ウォーキングをしたのと同等の血圧低下効果が期待できます。

これなら、たとえ雨が降ろうが膝が痛かろうが腰が痛かろうが血圧を下げる運動ができてしまいますね。

ハンドグリップ法を毎日行うと１週間ぐらいで効果が出始め、１ヶ月で約10%程度もの血圧を下げる効果が報告されています。

血圧が気になっている方や、『この膝や腰の痛みさえなければ運動するのになぁ！』と考えている方は是非、ハンドグリップ法を試してみてくださいね！