こんにちは!
福岡の鍼灸院おるき、院長の小野です。
今日は鍼灸治療と頭痛についてお話をさせていただきます。
というのも、昨日何気なく、
『患者さんてどんな症状で困っていて鍼灸を調べるのかな〜?』
と気になり、Googleで『鍼灸』の検索数について調べてみました。
すると、『鍼灸』の検索は福岡では月間で5000件ほど、そして、同時に『頭痛』でも検索がかけられていました。
この結果は僕にとっては少々意外で、腰痛や膝の痛みなど整形外科疾患での検索が多いと予測していたからです。
つまり、それだけ頭痛について困っている人が多いということですよね。
というわけで、頭痛の記事となりました。
詳しい記事や当院での施術についてはこちらに記載しておりますので、ご参照くださいね!
頭痛の種類
頭痛には種類があります。
大きく分けて4つで、
- 緊張性頭痛
- 偏頭痛
- 群発頭痛
- 脳梗塞や脳出血など、危険な頭痛
に分類されています。
このうち鍼灸や整体などの手技で対応できる頭痛が1.緊張性頭痛と2.偏頭痛です。3.群発頭痛にも対応できるといえばできるのですが、群発頭痛は発作が起きると動けない程の痛みがほぼ一日中発生し、治療のために鍼灸院に来ることすらできないことが多いです。
群発頭痛に関しては、治療というよりは日々のメンテナンスの方が大事かもしれませんね。
さて、鍼灸が頭痛にどのように効果を出すかについてですが、鍼灸の効果は筋肉をほぐすこと、血流を良くすること、リラックス状態を作り自律神経系を整えること(副交感神経を優位にすること)などが挙げられます。
緊張性頭痛は、肩や首、頭にある側頭筋や帽状腱膜などの緊張を緩めることで筋肉の締め付けが緩み、早い段階で改善します。
運動連鎖による頚部への負担も生じることがあるため、必要に応じて上肢や胸部への施術も行いますが、比較的早期に改善します。
偏頭痛の原因は様々ですが、ストレスが原因で起こることが多いです。血管はストレスを感じると収縮し、血流が悪くなります。お仕事中などに痛みを感じる人は、肩こりかストレスが原因かもしれませんね。
そして、中には休日の方が痛みを感じるという人がいます。
これは、ストレスで収縮していた血管がリラックス状態になることで拡張してしまうことが原因で起こります。
血管は拡張する時に痛みを誘発します。
そのため、仕事が休みでリラックスしているのに頭が痛い。という方が出てきてしまいます。
これも、血管の収縮が起きなければ血管拡張での頭痛も起きないはずなので、ストレスが原因と言えるかもしれませんね。
さて、鍼灸での対応は緊張性頭痛と似ています。
施術で肩や首など、上半身を中心にケアを行うと自律神経が整います。
自律神経を整えることで副交感神経が優位となり、リラックス状態を作ることができます。
そして、セルフケアで常にリラックス状態を保つことにより、過度な血管の収縮が起きづらい状態を作ります。
すると、施術の際に偏頭痛が解消されるだけではなく、毎日の頭痛からも解放される可能性があります。
施術は詰めすぎる必要はないでしょうが、ご自宅でのセルフケアの内容や頻度との兼ね合いを考えながら、適切な頻度で鍼灸もご利用くださいね。
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さて、今日は鍼灸と頭痛の関係についてお話させていただきました。
緊張性頭痛、偏頭痛、共に鍼灸はかなりお役に立てる症状だと思います。お困りの方には本当におすすめできますので、福岡の鍼灸院おるきにお任せください。
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