この記事のポイント
この記事の結論
- 五十肩とは肩関節周囲炎のことで、7月の冷房による冷えで悪化しやすい症状です。
- 福岡市の鍼灸院おるきでは、IRT療法により初回で約8割の方が変化を実感します。
- 痛みを我慢せず、まずはM-Testを用いた客観的な検査で原因を特定しましょう。
五十肩(肩関節周囲炎)は、肩以外の関節の不調が引き金となることが多い疾患です。福岡市西区の「鍼灸院おるき」では、IRT療法で原因箇所を特定し、負担を取り除くことで早期の日常生活復帰をサポートします。
五十肩とは?7月のクーラー冷えが引き起こす肩の痛みの原因
五十肩とは、正式名称を「肩関節周囲炎」と呼び、肩の関節を構成する骨や軟骨、靭帯などが炎症を起こすことで生じる疾患です。
夜間痛で目が覚めてしまう、腕を上げようとすると激痛が走るなど、日常生活に大きな支障をきたすのが特徴です。
特に7月に入り、室内でクーラーを使用する機会が増えると、冷えによって肩周りの血流が悪化しやすくなります。
冷たい風が直接肩や首に当たることで筋肉が硬直すると、関節への負担が増し、突然の強い痛みを引き起こす原因となるのです。
整形外科などの医療機関では、「完治まで約2年を要する」と言われることも珍しくありません。
これは、一般的な保険診療の枠組みの中では、どうしても痛みの出ている「肩そのもの」にリハビリが集中しやすいためです。
しかし、肩関節は体の中で最も可動域が広い反面、非常に繊細な構造をしています。
肘や肋骨、鎖骨、肩甲骨といった周囲の部位に不調があると、それをかばうために肩へ過度な負担がかかり、結果として五十肩の症状として現れることが多いのです。
【手順解説】自宅でできる五十肩のセルフケア3ステップ
痛みが強い時期は無理をしないことが大前提ですが、症状を少しでも和らげるために自宅でできるケアがあります。
ここでは、肩に負担をかけすぎない安全なセルフケアの手順を解説します。
- 患部を優しく温める
クーラーによる冷えは痛みを増幅させます。蒸しタオルや温熱シートを使い、肩から首にかけてを心地よい温度で10〜15分ほど温め、血流を促してください。 - 肩甲骨周りの軽いストレッチ
肩そのものを動かすのではなく、肩甲骨を寄せる・離す動きをゆっくり行います。これにより、肩関節をサポートする周囲の筋肉の緊張をほぐします。 - 痛みのない範囲での振り子運動
痛みが少し落ち着いてきたら、テーブルなどに健側(痛くない方)の手をつき、少し前傾姿勢になります。痛い方の腕をだらんと下げ、反動を使って前後左右に小さく揺らします。
これらのステップは、決して無理をして痛みを感じるまで行わないことが重要です。
少しでも違和感が強くなる場合は、すぐに中止して安静を保つようにしてください。
福岡市西区「鍼灸院おるき」のIRT療法で五十肩にアプローチ
当院では、五十肩のケアにおいて「肩に負担をかけている他部位」を特定することを最優先としています。
肩関節の内部で骨や組織がぶつかり合う「インピンジメント(衝突)」が起きていないかを細かくチェックし、根本的な原因箇所を見つけ出します。
かつて、テレビ番組の企画で実業団や高校野球チームの「野球肩(肩関節周囲炎の一種)」の改善に挑んだ経験があります。
その際にも、肩だけを見るのではなく、肘や手首、体幹といった肩以外の関節との連携を厳しくチェックすることが、早期復帰への大きな鍵となりました。
この考え方をベースにしたのが『IRT療法』です。
徒手検査と特定のツボへのアプローチを組み合わせることで、関節の衝突を正確に取り除き、「動かしたら痛い」という状態から滑らかな動きを取り戻す手助けをします。
実際に、五十肩が悪化して腕を動かすことすら困難だった方がご相談に来られたことがあります。
他の方法を試しても変化がなく諦めかけていた状態でしたが、肩以外の部位にアプローチした結果、数回の施術で痛みが引き、可動域が大きく改善しました。
また、その方は肌が弱くテープなどでかぶれやすい体質でしたが、当院で使用している肌に優しい鍼のテープを用いることで、肌荒れを起こすことなく継続的なケアが可能になりました。
慢性的な痛みでお悩みの方にとって、低刺激でありながら的確に原因へアプローチすることが、長引く不調を抜け出す第一歩となります。
五十肩に関するよくある質問(Q&A)
ここでは、五十肩にお悩みの方からよく寄せられる疑問にお答えします。
Q. 夜間痛で夜中に何度も目が覚めてしまいます。どうすれば眠れますか?
A. 痛む方の肩を下にして寝ないことが基本です。仰向けで寝る際は、痛む側の肩から肘の下に丸めたバスタオルやクッションを敷き、肩が床に落ち込まないように高さを調整してみてください。関節の位置が安定し、痛みが和らぎやすくなります。
Q. 痛みが強くても、固まらないように無理に動かした方が良いのでしょうか?
A. 激痛が走る「急性期(炎症期)」は、無理に動かすと炎症が悪化してしまいます。この時期は安静を第一に考え、痛みの出ない範囲で肘や手首を軽く動かす程度にとどめてください。痛みが落ち着いてきた「慢性期」に入ってから、少しずつ可動域を広げるケアに移行していくのが適切な手順です。
五十肩は、痛みの原因となっている部位を正確に見極め、段階に合わせた適切なケアを行うことで、必ず良い方向へと向かっていきます。
ご自身の体の状態を理解し、焦らずに一つひとつの不調を紐解いていくことが大切です。
長引く肩の痛みでお困りの際は、肩以外の関節にも目を向けてみることをお勧めします。


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