膠原病 – 膠原病における倦怠感(Fatigue)の科学:炎症と脳、生活の質の関連

春の訪れとともに重くなる体。3月の福岡と膠原病の倦怠感(Fatigue)の関係

こんにちは。鍼灸院おるきの院長、小野修司です。福岡でも少しずつ桜のつぼみが膨らみ始め、春の気配を感じる季節になりましたね。

暖かくなってきて、関節の痛みや冷えなどで苦労している方も少しずつ、生活が楽になってきたと言われています。

でも、膠原病と向き合っている方にとって、3月は手放しで喜べない時期かもしれません。「なぜか体が鉛のように重い」「寝ても疲れが取れない」という声をよく伺います。

実はこの時期特有の「倦怠感」には、科学的な理由があるんです。今日は私の大学病院での経験や研究データも交えながら、その正体について少しお話しさせてください。

単なる疲れではない?膠原病における炎症と脳の疲労のメカニズム

膠原病の倦怠感は、形では見えません。そのため、周囲から「怠けている」と誤解されやすく、ご本人も自分を責めてしまいがちになってしまいます。でも、それは大きな間違いです。

最新の科学では、体内の炎症物質が脳に伝わり、脳が「休息モード」を強制的にオンにすることが分かっています。休息モードがオンになると、自律神経の働き自体が悪くなり身体がついてきてくれません。頭では動きたいと思っていても、倦怠感で動けない。そのような症状に苛まれてしまいます。

あなたの体が重いのは、脳があなたを守ろうと一生懸命にサインを出している証拠。根性論で解決するものではなく、体の内側からケアが必要な状態なんです。

寒暖差の激しい3月が生活の質(QOL)を下げる?自律神経と倦怠感の悪循環

特に3月の福岡は、昼間はポカポカ陽気なのに夜は冷え込むといった寒暖差が激しいです。この変化に体がついていこうとすると、自律神経がフル回転してしまいます。

膠原病の方はもともと体内の炎症と戦っているため、自律神経の余裕が少なくなっています。ただでさえ、体内の炎症を抑えるために自律神経や免疫がフル回転。そこに気圧や気温の変化が加わると、キャパシティを超えて、身体が過剰反応してしまいます。その結果、倦怠感が強く出てしまうのです。

「せっかくのお出かけ日和なのに動けない」というもどかしさ。それがさらにストレスを生み、生活の質(QOL)を下げてしまう…そんな悪循環を、繰り返している人が大勢、いらっしゃいます。

福岡市の当鍼灸院が提案する、炎症を鎮め自律神経を整える東洋医学のアプローチ

膠原病などの難病と向き合っていくためには、西洋医学だけでなく、西洋医学では賄えない部分をケアしてくれる東洋医学も、必要になってきます。お互いの苦手分野を補完しながら、西洋医学以外の分野も積極的に取り入れる医療の仕組みを相補・代替医療といいます。

治すためではなく、生活の質を上げるため、東洋医学も取り入れてみるのはいかがでしょうか?

当院では「大学病院の技術を地域に」をコンセプトに施術を行っています。

用いるのは、私が師事した向野義人先生が開発された「M-Test」という手法、そして、「M-Test」の臨床を行う中で、患者様の身体の反応を注意深く観察し、独自に進化させた治療法「IRT療法」、世界に認められた鍼灸治療法YNSA®︎などを使用します。

細かく身体の動きを確認しながら、どこに負担がかかっているかを科学的な視点で分析します。

強い刺激は避け、皮膚への優しいアプローチで自律神経やこわばった全身の状態を整えます。炎症の火を静かに鎮めるように整えていくことで、重だるかった体がスッと軽くなる感覚を、ぜひ体感していただきたいです。

科学と鍼灸の力で倦怠感をコントロールし、春の福岡を心地よく過ごすために

倦怠感は目に見えない分、一人で抱え込みやすい悩みです。でも、その原因を科学的に理解し、適切なケアを行えば、コントロールすることは十分に可能です。

私はこれまで、のべ10万人以上の方を施術し、少なくとも、その場で変化が出ることにこだわった治療を重ねてきました。その経験のすべてを、今悩んでいるあなたのために役立てたいと思っています。

今年の春は、重い体を引きずるのではなく、軽やかな足取りで福岡の街を楽しめるように。私と一緒に、一歩ずつ体を整えていきましょう。いつでも気軽にご相談くださいね。

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