四十肩(五十肩)2連発
こんにちは!福岡の鍼灸院おるき、院長の小野です。
今日は、四十肩の患者さんからのご相談が多い日でした。
良く、四十肩と五十肩の違いを聞かれます。
しかし、そこに違いはなく、どちらも正式名称は肩関節周囲炎。つまり、肩の関節周りに炎症が起きていて、痛みが出ている状態ですよ。という症状を表している言葉です。
四十肩、五十肩になると、肩は
- 発症期
- 炎症期
- 回復期
- 炎症完全鎮静期
という4つの時期を経過して、改善に向かいます。
この4つの時期が過ぎ去るまで痛みが我慢できるのであれば良いのですが、これがなかなか厄介です。
なんと、早くて1年、長いと2年かかると言われているのです。
気が長い人は良いのですが、私個人は2年は嫌です。
そのため、患者さんにも早期治療をおすすめしています。
早期治療といっても、病院リハビリだけで改善するなら良いのですが、改善を感じていない方はアプローチを変える必要があります。
病院リハビリの考え方の基本は、『炎症を抑える』ことと『不動』を避けることの2点です。
炎症を抑えるのはわかるとして、『不動』がわからないかもしれませんので解説しますね。
関節の不動、寝たきりの人を見たことはあるでしょうか?
筋肉が衰えるのはもちろんなのですが、関節が固まってほとんど動かなくなります。
これは、関節を作る骨がどうこうなっているというのではなく、関節を作る軟部組織や筋肉にコラーゲンやエラスチンなどの筋肉や関節の補修剤が集まりすぎることで逆に関節が固まってしまった状態になっているのです。
筋肉や軟部組織に『コラーゲン』『エラスチン』という名の釘が刺さっているとイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
この状態が『不動』の結果であり、関節が固まったり可動域が狭くなってしまう原因となります。
話を病院リハビリに戻すと、湿布や痛み止めなどの薬物療法で炎症を抑え、リハビリで可動域が狭くならないように動かそう。という考え方のもとでリハビリが始まります。
そもそもですが、四十肩の原因は肩関節に負担がかかり、炎症が起きてしまったことで痛みが発症したことにあります。
肩関節は身体の中でも可動域が大きく負担がかかりやすい関節で、隣り合う関節にちょっとでも可動域制限がかかると、動きが大きい分、負担も大きくなります。
その負担が増えた状態が続くと庇いきれなくなり、炎症へと繋がってしまいます。
そして、炎症が起きた箇所では筋肉が十分に動かないため、不動の状態になります。
この時に肩関節の不動を避けるために可動域訓練を行うと、肩関節以外の箇所から肩関節への負担は変わっていない状態なのに肩関節を動かすため、また炎症が起きてしまいます。
その結果、リハビリで炎症を作り非リハビリ中に回復する。ということが起きる場合があります。
全てのリハビリを否定するわけではなく、優れた技術の理学療法士さんによるリハビリは本当に効果があるので、そこは履き違えないでくださいね。
正しく評価を行い、施術ポイントを見極める。
施術で効果を出す基本をしっかりと守りたいと思います。
患者さんも、ご自身の身を守るためにも、ちゃんと担当の先生の『査定』をするようにしてくださいね。
あ、ちなみに本日来られた患者さんたちは、無事、腕を振り回しながらお帰りいただくことができました!
四十肩、五十肩でお困りの方は、大学病院でののべ10万例の経験で培った施術が受けられる『痛みのセカンドオピニオン』、『大学病院の技術を地域に』でお馴染みの福岡市西区今宿の鍼灸院おるきにご相談くださいね。
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