福岡市でパーキンソン病の鍼灸治療。震えや歩行の悩みを和らげる方法

この記事のポイント

この記事の結論

  • 6月の気圧変化によるパーキンソン病の不調には、自律神経を整えるYNSAが有効。
  • 福岡市西区の当院では、約8割の方が座ったままの痛みのない施術で軽さを実感。
  • 自宅で毎日3分実践できるM-Testストレッチ手順で、梅雨の症状悪化を防ぎます。
この記事の結論

福岡市西区の鍼灸院おるきでは、着替え不要・座ったまま受けられるYNSA療法と自宅ケアを通じ、パーキンソン病の梅雨時の不調を緩和し、10年後の関節変形を防ぐ補完医療を提供しています。

【はじめに】一般的な効果解説とは違う、梅雨時期の不調対策とケア手順

少し季節的なお話をしましょう。6月に入り雨の日が続くと、身体が重く感じたり、手足のこわばりが強くなったりすることはありませんか。

パーキンソン病と向き合っている方にとって、この梅雨の時期はすくみ足や筋固縮といった症状が特に現れやすくなるタイミングです。

世間ではよく「自律神経の乱れ」という言葉で片付けられがちですが、身体の内部ではもっと具体的な物理現象が起きています。

私たちの鍼灸施術は、病院で処方されるお薬(西洋医学)に取って代わるものではありません。

投薬治療を最優先のベースとした上で、お薬だけではカバーしきれない筋肉の過度な緊張や、関節の動かしづらさを物理的に解除していく「補完医療」という立ち位置です。

今ある痛みを和らげるだけでなく、10年後、20年後に関節が変形して固まってしまう(拘縮)のを防ぐために、頭の片隅に入れておいていただきたいケアの考え方をお伝えします。

6月にパーキンソン病の症状が重くなる理由(気象病とは?)

気象病とは、気圧や気温、湿度などの急激な気象変化によって引き起こされる身体の不調の総称です。

梅雨時期に低気圧が近づくと、私たちの血管内では「浸透圧」のバランスが崩れやすくなります。

血管の中に留まるべき水分が周囲の組織に漏れ出し、細胞の間に滞留してしまう状態、つまり「むくみ」が物理的に発生するのです。

組織が水ぶくれのように膨張すると、関節を包んでいる袋(関節包)の内側の滑らかな運動が制限され、連動する腱が過剰に引っ張られて緊張します。

パーキンソン病をお持ちの方は、もともと筋肉の緊張をコントロールする信号が伝わりにくい状態にあるため、この気圧変化による腱の物理的な張りが、さらなる「こわばり」として強く感じられるのです。

また、腰痛や肩の痛みを感じたとしても、痛む場所そのものが原因とは限りません。

足首や股関節に溜まったむくみが「運動連鎖」を滞らせ、結果的に腰や肩に過剰な負担をかけているケースが非常に多いのです。

福岡市西区「鍼灸院おるき」で実践する座ったままのYNSA療法

パーキンソン病の方を日々サポートしていると、施術用ベッドへの昇り降りや、専用の着替えをすること自体が、どれほど大きな体力的負担になるかを痛感します。

そこで福岡市西区にある当院では、患者様が無理なく施術を受けられるよう、服を着たまま、椅子に座った姿勢(座位)で行うYNSA(山元式新頭針療法)を取り入れています。

この手法は、0.25mmという髪の毛ほどの極細鍼を、頭皮にわずか1〜2mmだけ刺すというものです。

頭蓋骨という硬い壁があるため脳に影響が及ぶことは物理的にあり得ませんし、注射のような鋭い痛みを感じることもありません。

座ったままリラックスしていただき、頭部の特定のポイントにアプローチすることで、全身の運動連鎖の滞りを解きほぐしていきます。

病院での定期的な診察やお薬の服用と並行して、この負担の少ない鍼灸ケアを組み込むことが、長期的な生活の質(QOL)を保つための鍵となります。

【手順マニュアル】自宅で毎日3分!M-Test由来のストレッチ法

ご自宅でできるケアとして、身体の動きやすさを評価して行うM-Testの考え方を取り入れたストレッチをご紹介します。

以下の手順で、無理のない範囲で取り組んでみてください。

  1. お風呂上がりなど、全身の血流が良く、筋肉が温まっているタイミングで行います。
  2. 椅子に浅く腰掛け、伸ばしたい側の足を前に出し、かかとを床につけてつま先を上に向けます。
  3. 膝を曲げずに、股関節から上体をゆっくりと前に倒します。反動はつけないでください。
  4. 太ももの裏からふくらはぎにかけて、心地よい張りを感じたところで「30秒間」静止します(静的ストレッチ)。
  5. ゆっくりと元の姿勢に戻り、反対の足も同様に行います。これを左右交互に2セット実施します。

ここで重要な「ブレーキ」の基準をお伝えします。関節に熱を持っているような感覚や、ズキッとした鋭い痛み(炎症)がある日は、きっぱりと中止してください。

また、「毎日完璧にやらなければ」と自分を追い詰める必要はありません。

疲れた日はストレッチを休んで、温かいコーヒーを飲んだり、少しの甘いものを食べたりしてホッと一息つくことも、過度な緊張を解くための「必要悪」として割り切って良いのです。

刺さない鍼(マイクロコーン)を使った痛みのないアプローチ

どうしても鍼に恐怖心がある方や、天候が悪くて通院できない日のために、皮膚に貼るだけの「刺さない鍼(マイクロコーン)」という選択肢もご提案しています。

これは微小な突起がついたシール状のケア用品で、痛みの原因となっている運動連鎖の起点(ツボ)に貼ることで、持続的に皮膚へ物理的な刺激を与え、筋肉の過緊張を和らげます。

また、職場での付き合いやご友人との会食などで、無理をして長時間歩いたり、座りっぱなしになったりすることがあるかもしれません。

もし「付き合いだから断れない」と悩んだ時は、「鍼灸院の先生から、今はこれ以上負担をかけるとドクターストップだと言われているんです」と、私たち専門家の名前を盾にして断ってください。

職場であれば、産業医の先生と相談して「できる業務」と「今は控えるべき業務」を明確に切り分けることも、ご自身を守る大切な手段です。

周囲との関係を円滑に保ちながら、10年後のご自身の身体を最優先に守るための「免罪符」として、遠慮なく私たちを利用してください。

よくある質問(パーキンソン病と梅雨の鍼灸ケアに関するQ&A)

Q. 病院の薬を飲んでいますが、並行して鍼灸を受けても大丈夫ですか?

A. はい、全く問題ありません。むしろ並行して受けていただくことを強く推奨しています。

私たちの施術は、西洋医学の投薬治療を否定するものではなく、それを支える「補完医療」です。

お薬で脳内のドパミンを補いながら、鍼灸で筋肉の過緊張や関節包の動きの悪さを物理的に解除していくことで、将来的な関節の変形を防ぐ相乗効果が期待できます。

Q. 鍼を頭に刺すのが怖いのですが、本当に痛くないのでしょうか?

A. 0.25mmという非常に細い鍼を、頭皮の表面に1〜2mmだけ進める手法ですので、注射のような痛みはありません。

私が元大学病院で様々な患者様の臨床に携わってきた経験からも、多くの方が「想像していたより全く痛くない」と、座ったままリラックスして施術を受けられています。

どうしても不安な場合は、刺さない鍼(マイクロコーン)から始めることも可能ですので、ご安心ください。

梅雨時期の重だるさや、パーキンソン病に伴う身体のこわばりでお悩みの方は、一人で抱え込まずに専門家のサポートを頼ってください。

10年後、20年後もご自身の足で歩き、やりたいことができる身体を維持するためのお手伝いをさせていただきます。

福岡市西区今宿駅の「鍼灸院おるき」での施術や、詳しいケア方法にご興味がある方は、ぜひ当院の詳細ページをご覧いただくか、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

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