2月の寒暖差と気圧変動:自律神経とHPA軸が受ける影響とは?

2月の寒暖差と気圧変動:自律神経とHPA軸が受ける影響とは?

こんにちは!福岡の鍼灸院おるきの小野修司です。

今日は2026年2月23日。暦の上では春ですが、まだまだ冬の寒さが残る日もあれば、春の訪れを感じさせるような暖かな日差しが差し込むこともあり、まさに三寒四温の季節ですね。私もこの時期は、うっかり体調を崩しがちで、「あれ、なんだか調子が出ないな」と感じることが少なくありません。

実は、この寒暖差や気圧の変動は、私たちの心身に予想以上に大きな影響を与えています。特に、体内で密接に連携している「自律神経」と、ストレス応答の司令塔である「HPA軸(視床下部-下垂体-副腎系)」が、その影響を強く受けているのです。

自律神経は、心臓の鼓動や呼吸、消化など、私たちが意識しなくても生命活動を維持してくれる大切なシステム。交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。一方、HPA軸は、ストレスを感じたときに、ホルモンを分泌して体に「戦うか逃げるか」の準備をさせる働きをします。この二つが、互いに影響し合いながら、私たちの心と体の健康を支えているんですね。

HPA軸の過活動・疲弊が招く不調:科学的視点から見るストレス応答のメカニズム

さて、このHPA軸ですが、慢性的なストレスや、今回の2月の寒暖差のような外部からの刺激が続くと、常にフル稼働状態になったり、逆に疲弊してしまったりすることがあります。そうなると、私たちの体には様々な不調が現れやすくなります。

科学的には、ストレスを感じると、脳の視床下部から始まり、下垂体、そして副腎へと指令が伝わり、最終的に「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。

コルチゾールは一時的に体を守る大切な役割を果たしますが、慢性的なストレスや、この時期特有の寒暖差などが続くと、HPA軸は過剰に活動したり、あるいは疲弊してしまったりするのです。

その結果、自律神経のバランスが乱れ、めまい、頭痛、不眠、気分の落ち込み、さらには消化器系の不調など、多岐にわたる症状として現れてきます。

私自身も、以前は仕事で無理をして、HPA軸が常に緊張しているような状態が続いた時期がありました。その結果、夜も眠れず、日中も集中できず、まさに心身ともにボロボロでした。あの時の辛さは、今でも忘れられません。

鍼灸が導くHPA軸と自律神経の調和:ストレス応答を最適化するアプローチ

そんな時、私を救ってくれたのが鍼灸でした。鍼灸は、単に体の表面を刺激するだけでなく、東洋医学の観点から「気」や「血」の流れを整えることで、自律神経のバランスを本来の状態に導き、HPA軸の過剰な活動や疲弊を穏やかに和らげていくことができるのです。

特に、鍼灸による心地よい刺激は、副交感神経を優位にし、深いリラックス効果をもたらします。これは、興奮状態にあるHPA軸を鎮静化させることにも繋がるのです。

また、個々の症状に合わせて特定のツボに鍼やお灸を施すことで、ホルモンバランスの調整をサポートしたり、ストレスで固くなった筋肉の緊張を和らげたりする効果も期待できます。

おるきでは、お客様一人ひとりの体の状態や生活習慣を丁寧に伺い、その方に最適なオーダーメイドの施術をご提供しています。2月の寒暖差や気圧変動で「なんだか調子が悪いな」と感じている方は、ぜひ一度、鍼灸の力を試してみてはいかがでしょうか?科学的なメカニズムに裏付けられたアプローチと、東洋医学の知恵を融合させ、あなたの心と体を、本来の健やかな状態へと導くお手伝いができれば幸いです。

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