こんにちは、鍼灸院おるきです。
新しい年を迎え、身の引き締まるような寒さが続いていますね。1月は冷え込みが厳しく、大人でも関節の痛みやこわばりを感じやすい季節です。小さなお子様にとっても、この寒さは身体への負担となりやすく、特に「痛み」を抱えるお子様を見守る親御さんにとっては、心配の尽きない時期かもしれません。
今回は、子どもの関節炎である「若年性特発性関節炎(JIA)」、いわゆる小児リウマチについてお話しします。診断の難しさや最新の治療事情、そして私たち鍼灸師ができるサポートについて、心を込めて綴らせていただきます。
「ただの成長痛だと思っていたのに…」診断に戸惑い、自分を責めてしまっているお母さん・お父さんへ
「朝起きると、子どもが手足を痛がって動かさない」「歩き方がなんとなくぎこちない」。そんな様子を見て、最初は「成長痛かな?」と思われる親御さんは非常に多いです。整形外科に行ってもレントゲンに異常はなく、「様子を見ましょう」と言われることも少なくありません。
しかし、痛みが数週間続いたり、関節が腫れて熱を持ったりして、ようやく大きな病院で「若年性特発性関節炎(JIA)」と診断されたとき、多くの親御さんは大きなショックを受けます。「もっと早く気づいてあげればよかった」「ただの成長痛だと軽く考えていた自分が許せない」と、ご自身を責めてしまうのです。
どうか、ご自分を責めないでください。この病気は初期症状が成長痛や他の感染症と非常に似ており、専門医であっても診断に時間を要することがある難しい病気なのです。診断がついたということは、適切な治療への第一歩を踏み出せたということです。そこをまずは前向きに捉えていきましょう。
私の場合ですが…
以前、当院に来られたあるお母様も、涙ながらに「私が『甘えないで歩きなさい』と叱ってしまったせいで、この子のサインを見逃してしまった」とお話ししてくださいました。私はその時、「お母さんは毎日お子さんのことを一番に考えて見守ってこられましたよね。だからこそ、こうして治療の場にたどり着けたんですよ」とお伝えしました。親御さんの心のケアも、お子様の回復には欠かせない要素だと日々感じています。
【2026年版】福岡の医療機関における小児リウマチ(JIA)の診断基準と治療の最前線
医療は日進月歩で進化しており、小児リウマチ(JIA)を取り巻く環境も大きく変わってきています。2026年現在、診断においては、単なる血液検査の数値だけでなく、関節エコーやMRIなどの画像診断を早期から積極的に組み合わせることで、より微細な炎症を捉えることがスタンダードになりつつあります。
治療の最前線では、「生物学的製剤」の選択肢が増え、よりその子に合ったオーダーメイドに近い治療が可能になってきました。これにより、関節の破壊を防ぐだけでなく、学校生活や体育の授業に支障がないレベルの「完全寛解」を目指すことが当たり前の目標となっています。
ここ福岡には、小児専門の高度な医療機関や、リウマチ・膠原病に精通した医師が多く在籍しています。地域のクリニックと中核病院の連携も年々強化されており、早期発見・早期治療の体制は整いつつあります。適切な医療機関に繋がることが、予後を大きく左右します。
私の場合ですが…
福岡市内の専門病院に通院しながら、当院でのケアを併用されているお子様が多くいらっしゃいます。最近では、病院の先生方からも「鍼灸などの補完療法でリラックスすることは、痛みのコントロールに良い影響を与える」とご理解いただく機会が増えました。医療と代替医療が対立するのではなく、お子様のために手を取り合う時代になってきたと実感しています。
強いお薬だけに頼りたくない?西洋医学と併用して痛みを和らげる「小児はり」の役割
病院での治療が必要不可欠なのは理解していても、小さなお子様にステロイドや免疫抑制剤、生物学的製剤などの強いお薬を使い続けることに、不安を感じる親御さんもいらっしゃるでしょう。「副作用は大丈夫だろうか?」「一生薬を飲み続けるのだろうか?」という不安は尽きません。
そこで私たちが提案しているのが、西洋医学的な治療と併用して行う「小児はり」です。当院の小児はりは、大人の鍼治療とは異なり、体に刺さない、皮膚を優しく撫でるような道具を使用します。痛みは全くなく、むしろ気持ちよくて施術中に眠ってしまうお子様もいるほどです。
小児はりの主な役割は以下の通りです。
- 自律神経の調整: 痛みや通院のストレスで乱れがちな自律神経を整え、リラックス状態へ導きます。
- 血流の改善: こわばった筋肉や関節周りの血流を良くし、痛みの物質を流しやすくします。
- 免疫機能のサポート: 過剰に攻撃的になっている免疫システムのバランスを整える手助けをします。
私の場合ですが…
注射が大嫌いで、病院に行くだけで泣いてしまうようなお子様でも、当院の小児はりには「気持ちいいからまた行きたい!」と笑顔で通ってくれることがあります。施術後、「今日は足が軽くて走れたよ」と報告してくれるキラキラした目を見ると、お薬とは違うアプローチで、お子様自身の「治ろうとする力」を引き出すお手伝いができているんだなと嬉しくなります。
「寛解」を目指して:お子様の笑顔を取り戻すために、私たちがチームとしてできること
小児リウマチの治療目標は、症状がない状態である「寛解(かんかい)」、そして薬を使わなくても症状が出ない「無投薬寛解」です。道のりは平坦ではないかもしれませんが、決して一人ではありません。
病院の先生、看護師さん、理学療法士さん、ご家族、そして私たち鍼灸師。全員がお子様の応援団「チーム」です。
寒い1月は特に関節が痛みやすい時期ですが、お風呂でゆっくり温まる、冷やさない服装を心がけるといった家庭でのケアと、定期的な体のメンテナンスで乗り越えていきましょう。
お子様が痛みから解放され、思いっきり走り回れる日が来るまで、鍼灸院おるきは全力でサポートいたします。不安なこと、疑問なこと、どんな些細なことでも構いませんので、まずは私たちにお話を聞かせてください。
私の場合ですが…
かつてJIAで歩行も困難だったお子様が、治療とケアを続けて寛解し、中学生になって「部活でレギュラーになったよ!」と報告に来てくれたことがありました。その時の親御さんとお子様の輝くような笑顔は、私の一生の宝物です。そんな未来を、一緒に目指していきましょう。
お子様の症状についてのご相談や、小児はりの詳細は以下のリンクからご覧いただけます。
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